J1磐田 アウェーで首位・神戸に完封負け…横内監督「簡単にはやらせてくれなかった」…最短で16日に降格決定も
◇明治安田J1リーグ 第35節 神戸2-0磐田(1日・ノエスタ) ジュビロ磐田は神戸に0―2で敗れ、2試合ぶりの黒星を喫した。後半2分、守備のほころびから先制点を献上。同8分にもCKから失点した。この日暫定首位に浮上した神戸の堅い守備を崩せず、攻撃も今季14度目の無得点。横内昭展監督(56)は「この順位(首位)にいるチーム。簡単にはやらせてくれなかった」と脱帽した。 狙い通り前半を0で耐えたが、後半落とし穴が待っていた。同2分、中盤でのロストからつながれ、スルーパスからFW宮代に被弾。指揮官は「我々も落とせないゲーム」と位置付けていたが、先制点を奪われ勢いを失った。同8分にはCKから頭で放り込まれ失点。後半途中からはジャーメイン、ペイショット、渡辺らを並べる強力な布陣を展開したが反撃には至らなかった。 0―2はホームで完敗した開幕戦と同じスコア。優勝争いする強豪に再び力の差を見せつけられた。順位は降格圏の18位で変わらず、残り4試合で17位・柏との勝ち点差は4。次節、9日のG大阪戦からは本拠が3試合続く。連敗を喫すれば、他会場の結果次第で最短16日に降格が決まる。いよいよ、磐田の尻に火が付いた。 (武藤 瑞基)
報知新聞社