東京・新橋の雑居ビル爆発 現場監督ら2人を17日にも書類送検へ
東京・新橋の雑居ビルで昨年7月、通行人を含め5人が重軽傷を負った爆発火災事故で、警視庁は17日にも、内装工事の現場監督の男性ら2人を業務上過失傷害と業務上失火の疑いで書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。2人はこれまでの任意の調べに、いずれも容疑を認めているという。 【写真】爆発のあったビル(左)の周辺の道路には物が散乱していた=2023年7月3日午後4時6分、東京・新橋、朝日新聞社ヘリから、嶋田達也撮影 事故は昨年7月3日午後3時20分ごろ発生した。当時、東京都港区新橋3丁目の雑居ビル3階で内装工事中だったという。 捜査関係者によると、書類送検されるのは、この内装工事の現場監督の会社員男性(37)と、工事を請け負った自営業男性(62)。2人は配管の状況の確認を怠るなどして、ガスを充満させて爆発事故を起こし、飲食店店長や通行人ら50~70代男女5人に重軽傷を負わせた疑いがある。
朝日新聞社