子どもを怒鳴ってしまったら? 心を傷つけないために「親がすべきフォロー」
お母さんも1人の人間。「I message」を活用して正しく感情を届けよう!
"叱る"とは正しい行動へと導くことを意味し、怒りの感情をぶつけること、つまり"怒る"とは異なります。「何をやってるの!」「いい加減にして!」と言いたくなったら、ひと呼吸して「こぼすから両手で持とうね」「出したら片づけようね」と正しい行動を促すよう意識してみてください。 けれども、お母さんだって人間ですから感情的になることもあります。感情があることは素敵なことでもあります。「怒ってはいけない」と自分にプレッシャーをかけ過ぎず、感情的になったら素直に謝ればいいと心に留めておいてください。 そして、つい感情的になってしまった場合は、「〇〇してしい!」とI messageで伝えてみてください。I messageとは「私」を主語にした言葉。少々感情的になっても、子どもの心を傷つけることはありません。お母さんも1人の人間。完璧をめざさず、子どもとともに成長したいものです。
竹内エリカ(一般財団法人日本キッズコーチング協会理事長)