転職時の「希望年収」はどうやって決めたらよいでしょうか?高すぎると落とされそうなので、「現在の年収」と同じくらいの設定が無難でしょうか…?
希望年収の設定や面接でマイナス印象になるケース
希望年収の設定や面接時のやり取りで企業や面接官にマイナス印象を与えるケースは、以下の5つが考えられます。 ・希望年収の設定を低くしすぎる ・現在の年収や希望年収の回答に一貫性がない ・自分に合っていない金額を設定する ・面接時の質問でやたらと待遇面について質問する 希望年収を高くしすぎるとネガティブなイメージを与えると考え、あえて低く設定した場合でも印象が悪くなる可能性があります。実際のスキルや能力が低いと思われるため、面接時に「希望年収が低い」「いくらでも問題ない」などと回答するのは注意が必要です。 年収の質問に対して、応募フォームや履歴書、面接時でそれぞれ異なる金額を答えると、一貫性のない人間だと思われる可能性があります。前職や現職、業界相場などの年収を確認し、希望年収を決めたうえで応募しましょう。 また、面接時に待遇面の質問を多くするのもあまり印象はよくないでしょう。待遇目的の転職と思われてしまい「仕事で結果を出してくれるのか」と疑問を持たれる可能性があります。待遇面の質問だけにならないように注意して、面接にチャレンジしましょう。
転職時の希望年収は、前職・現職・業界相場を考慮したうえで設定する
転職時の希望年収は、前職・現職・業界相場などを考慮したうえで設定するとよいでしょう。高く設定しすぎても低く設定しすぎてもマイナスなイメージを与える可能性があるため、一般的にはどの年代も現職と同じ程度の金額設定が多いようです。 また、面接などで現在の年収や希望年収の回答にばらつきがあると、一貫性がないと思われる可能性があります。そのため、希望年収を決める際は、必ず根拠を定めてからそれに見合う年収を決めるとよいでしょう。 出典 株式会社アイデム 2023年12月・2024年1月イーアイデム会員対象アンケート結果(PR TIMES) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部