「私の町の千葉くんは。」井桁弘恵&犬飼貴丈が“胸キュン”シーンに意気込み…!?
おかもととかさ氏による同名作を実写ドラマ化した今作。ある日、かつて通っていた高校で教師として働く主人公・小野寺マチ(井桁弘恵)のクラスに転入生がやって来るが、なんと彼はマチの高校時代の初恋相手・千葉悠一(犬飼貴丈)にうり二つの弟・悠人(山下幸輝)で…。さらには、ある飲み会で悠一とも劇的な再会を果たす。 見るたびに初恋を思い出し目が離せない弟・悠人と、高校時代に憧れていた兄・悠一のイケメン兄弟に振り回されるマチ。「本能的な恋」と「約束された恋」のはざまで揺れ動く、トライアングル・ラブストーリーが展開する。 今回、TVガイドWebではマチ役の井桁さん、悠一役の犬飼さんにインタビュー。2人がそれぞれ演じるキャラクターや今作に感じる面白さとは。さらに、見どころの一つでもある“胸キュン”シーンへの意気込みなども…!
――それぞれ最初に脚本を読んだ際の印象はいかがでしたか? 井桁 「一見ラブコメかと思いきや、20代後半女性のリアルな悩みや迷いがすごく丁寧に描かれていて驚きました。私自身、同世代の友人と恋愛の話をすると、マチとみどり(樋口日奈)のように“理想と現実”といった議論を繰り広げることもあり(笑)、共感できる部分が多かったです」 犬飼 「この作品では三角関係が描かれるのですが、そこに“兄弟”という要素が入ることでより心が苦しくなったり…物語に深みを感じました。また、女性が全く違う男性たちの間で揺れ動くラブストーリーというのはこれまでにもあったと思うのですが、この作品では面影が重なることで思い悩むという。そういう作品は初めて見たので、それもすごく新鮮でした」 ――井桁さんは、具体的にどういった部分が共感できたのでしょうか。 井桁 「私自身、リアルに将来が見えてくる年齢になってきたのもあり、“恋愛ってなんだったっけ?”と分からなくなったり、“ただ好きなだけじゃだめなのかも…”と考えたりするんです。自分の人生を見据えて、相手のことをいろいろチェックしてしまったり、ちょっと打算的に考えてしまうところは特に分かるなと思います」