ESTA申請代行、トラブル続く 手数料取る「模倣サイト」に注意
米国を訪れる際に必要となる「電子渡航認証システム(ESTA)」の申請に関し、「代行サービス」によるトラブルが相次いでいて、国民生活センターが注意を呼びかけている。公式サイトで申請したと思ったが実際は代行業者で、本来の申請費用21ドル(約3千円)に手数料を上乗せされたとの相談が大半。在日米大使館もホームページに「申請手数料を要求する模倣サイトにご注意ください」と記載している。 センターによると、2021年4月~24年1月に千件程度の相談が寄せられた。新型コロナウイルスの影響で控えられていた海外渡航が活発になった23年以降、特に増加している。