「子どものコンタクト」スムーズに使い始めるコツ、あまりお勧めできない使い方は「長時間の装着」
【20-20-20ルール】 ①20分継続して画面を見たら ②20フィート(約6m)離れたものを ③20秒間見て休憩する やり方はとても簡単。これを繰り返すだけです。 とはいえ、仕事や動画に集中していると、20分はあっという間に過ぎてしまいますよね。その場合には、アラームなどをセットしておくといいでしょう。パソコンを見ているときはまばたきが減るため、意識してまばたきをすることも大切です。 ■夕方以降の視力低下は「ドライアイ」を疑って
コンタクトをつけていると視力が低下する。そういってコンタクトを避けているという人にも少なからず出会います。 では、コンタクトによって、本当に視力が低下するのか? 眼科医の先生に聞いてみたところ、どうやらホントのようですが、きちんと目の状態を確認しながら使っているのであれば、そこまでセンシティブにならなくてもいいそうです。なぜなら、裸眼でもメガネでもコンタクトでも視力低下は起こりうるからです。 ただし、気をつけたいのは、装着時間が長いとドライアイや目の疲れにより、通常の視力が出にくい状態になることです。黒目の表面の涙の保護層がきれいな層になっていると、クリアに見えて視力が出やすいのだそうです。しかし、ドライアイの状態で乾燥し、保護層が波打った形になると、見えにくくなります。
コンタクトの人が夕方見えにくいのは、ドライアイになっていることが多いので、もし夕方以降に目薬をつけて、目にうるおいを与えて見えるようになるならば、その視力低下はドライアイが原因です。 眼精疲労で視力が低下した場合は、疲労が取れることで戻ることが多いともいいます。 ■視力低下の原因は「成長」と「適応力」 そもそも、視力の低下というのは大きく分けて2つだそうです。 1つは、成長によるもの。成長すると眼球が大きくなり、眼軸長という眼の奥きの長さが延び、焦点距離(焦点が合う距離)も延びるため、手前で像が結ぶようになるのだそうです。それにより近視化が進みます。