「外れたと思った(笑)」 小祝さくらは1mを“2周”させてカップイン
◇国内女子◇住友生命Vitalityレディス東海クラシック 最終日(15日)◇新南愛知CC美浜C(愛知)◇6560yd(パー72)◇曇り(観衆6514人) 【画像】小祝さくらの始球式の話 25位から出た小祝さくらは7バーディ、ノーボギーの「65」で締めくくり通算10アンダー4位で終えた。 前半2番でバーディを先行させた。続く3番(パー5)でもバーディを奪うなど、前半で4つ伸ばした。12番(パー5)からは3連続バーディも15番(パー5)では「かすめもしなかった」とピン奥5mのバーディパットを1mオーバーさせた。
嫌なイメージを残して放った返しのパーパットは「外れたと思った(笑)」と振り返ったが、ボールはカップの縁を2周して沈みこんだ。ギャラリーも冷や汗の一打だった。
今週から契約するスリクソンの未発表クラブ(3番ウッド、3番、4番ユーティリティ)を投入し、大会を通じてのパーオン率は77%(42/54)を記録した。パットも好調で「全部入りました」と最終日のパット数は28だった。
13回目のトップ10入りでメルセデスランキングは3位につける。次戦はホステスプロとして参戦する「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」(宮城・利府GC)だが「やっとちょっと涼しくなるし、毎年食べている“牛タン”がモチベーションなので楽しみです」と6月「アース・モンダミンカップ」以来となる今季3勝目を目指す。(愛知県美浜町/松島流星)