元日本代表MF乾貴士 引退表明・長谷部への尊敬の念と感謝「フランクフルトのときはお兄ちゃん的存在
元日本代表MF乾貴士（34＝清水）が18日、静岡市内で取材に応じ、現役引退を表明した元日本代表MF長谷部誠（40＝Eフランクフルト）について「偉大な選手がまた1人辞めるので残念。あれだけ海外でずっとやっている方なので尊敬しかないです」と語った。 Eフランクフルト時代には長谷部とともにプレーした。ドイツ語が堪能な長谷部が日常の通訳を担当したり、乾の子供とも遊んでくれたりと、親身になって世話を焼いてくれたという。「フランクフルトのときはお兄ちゃん的な存在でした」と懐かしそうに振り返る。 W杯ロシア大会では日本代表としてともにプレー。乾が左サイド、長谷部がボランチで先発したコロンビア戦が印象に残っているといい「多分、途中で自らマンツーマンでハメス・ロドリゲスに付くとか言ってくれた。起点が利くし、すごいなぁと思いました」と話した。 指導者の道を進むという長谷部については「攻撃も守備もどっちもできるタイプの人。どちらに行くんだろう…どっちもやらせるのか、偏るのか。それが楽しみですね」と今後のキャリアを期待していた。
