サントリー初の男性向けスキンケアブランドが中高年に大ヒット、“リモート時代”で見た目気にするシニア世代が急増
■男性がスキンケアを習慣づけると、人生の幸福度が上昇する!? 世界的な注目データも
昨年9月、化粧品の世界的な学会である「IFSCC」がバルセロナで行われた。そこで、サントリーウエルネスの研究員が71名の被験者にアンケート調査をした結果を元に「ミドル・シニア層男性がスキンケアを習慣づけると、肌体感の改善と人生の幸福度上昇に影響する」というデータを発表。これが世界的にも注目されたという。 「VARONユーザーのご家族へのアンケートでは、『夫が優しくなった』『夫婦の会話が増えた』という声が多く聞かれます。VARONを使うとご本人はもちろん、奥様やご友人など、周りにいらっしゃる方々にも良い影響を与えていることが感じられます。このようなデータを世の中に発信する活動は、今後も注力していきたい。スキンケアから生まれる自己肯定が社会とのつながりを生み出すということを、きちんとエビデンスとして発信したいと思っています」 「世界で一番、ミドル・シニアの方々のことを、理解している会社になること」をスローガンとして掲げているサントリーウエルネス。西山さんは、「健康や外見だけでなく、孤独、退屈、自己肯定感などの悩みに寄り添い、人や社会とのつながり、接点を持ちたい、という皆様の気持ちを応援できるブランドにしていきたいと思っています」と語った。 (取材・文=水野幸則)