30年度実用化へ開発加速 浮体式洋上風力で国際会議 民間組織
浮体式洋上風力発電の実用化を目指す企業でつくる「浮体式洋上風力技術研究組合」は20日、東京都内で国際会議を開催した。 内外から約300人が参加。会議に先立ち開いた記者会見で、同組合は2030年度からの実用化を念頭に研究開発を進める方針を明らかにした。 同組合には関西電力などのエネルギー企業が参画。海外市場への参入も視野に3月に発足した。浮体式は風車を海に浮かべて発電する。海底に固定できる遠浅の海が限られる日本にとって脱炭素化のカギを握る。