ユニクロと日本相撲協会がコラボ 親方らにオフィシャルジャケット提供 今春にはTシャツ販売も
カジュアル衣料品店「ユニクロ」は6日、公営財団法人日本相撲協会とオフィシャルスポンサー契約を締結したことを発表した。 同契約は、2025年12月に財団法人設立100周年を迎える日本相撲協会の記念事業の一環として新たに結ぶもの。親方や職員には非売品のオフィシャルジャケットを提供する。ジャケットの開発にあたっては、社内でプロジェクトチームを結成し、今回のためだけにオリジナルで制作。親方や職員が実際に働いている様子をモニターし、大相撲の伝統と格式を重視するとともに、デザイン性と実用性を追求したという。 オフィスから巡業中まで、季節を問わず着用できるよう、軽量、伸縮、速乾性に優れた高機能ウェア「感動ジャケット」の生地を採用している。背中にはベンチレーション(通気口)を施したほか、ポケットの大きさや配置、袖をまくり上げやすい仕様に仕上げた。 また、ユニクロのグラフィックTシャツブランド「UT」において、日本相撲協会と初めてコラボレーションした商品を今春発売する。詳細については、後日ユニクロのwebサイトにて公開される予定。 「ユニクロ」を展開するファーストリテイリング取締役でグループ上席執行役員の柳井康治氏は、「日本相撲協会様の財団法人設立100周年を記念する事業に、ユニクロのLifeWearを通じて携われることができ、大変光栄に思います。また、日本相撲協会様と協業する『UT』での新たな展開において、日本の国技である大相撲の文化や魅力が、世界中のあらゆる人々に伝わることを今からとても楽しみにしております」とコメントしている。