中日紅白戦 野手転向の育成・加藤竜馬、4安打の活躍「芯で捉えられる打球が増えてきた」と手応え
ナゴヤ球場で行われている中日の秋季キャンプ最終クール初日の17日はスタンドがファンに開放され、野手陣のみで紅白戦が行われた。今オフから野手転向している育成の加藤竜馬投手(25)が4安打の活躍で打力をファンに見せつけた。 紅白戦は「チーム石垣」と「チーム宇佐見」に分かれ、野手7人ずつが出場。内外野の守備位置に就き、投手役はピッチングマシンが緩い変化球のみを投じる特別ルールで6イニング制。11―6でチーム石垣が勝利した。 乱打戦となる中で、快音を響かせたのが加藤竜。5打席に立ち、内野安打を含む4安打を放った。「シンプルに打ててうれしいですし、お客さんにも拍手をしてもらってうれしかった。芯で捉えられる打球が増えてきたと思います」と手応えをつかんだ。 バットを精力的に振り続けている今秋。残りわずかとなったキャンプで「体が突っ込んでしまうところを修正したい」と意気込んだ。
中日スポーツ