新生LINKL PLANET(リンクルプラネット)のメンバー・尾本侑樹奈さん

「パーツとパーツをつなぐプラモデルのように、プラモデルとファン、プラモデルと世界(プラネット)をつなぐアイドル」をコンセプトに活動中のアイドルグループ・LINKL PLANET(リンクルプラネット、略称：リンプラ)。そんな彼女たちのニューシングル「Color me Happy」の発売記念イベントが、2024年11月24日にダイバーシティ東京(東京都江東区)にて開催された。 【写真を見る】厳しいオーディションを勝ち抜いた新生LINKL PLANET(リンクルプラネット)のメンバー このたびの催しは、現メンバーと新たな応募者でオーディションを行い、新生LINKL PLANETを選抜する「LINKL PLANET 人生下剋上オーディション」という企画の実施後、初の開催となるリアルイベントで、ステージには9名のメンバー(1期生：荒井芽依さん、宮﨑菜々さん、2期生：天川れみさん、石田悠佳さん、佐藤咲菜さん、3期生：尾本侑樹奈さん、鈴木 華凜さん、高柳光花さん、東恩納瑠花さん)が登壇。迫力のライブをくり広げ、会場を沸かせた。 リンプラを箱推しするファンダムプラスでは、イベント終了後のリンプラメンバーにインタビューを実施。新体制に対する思いや、今後の展望についての率直な意見を聞かせてもらった。 ■落ちたら芸能界を引退するつもりだった…リンプラに賭けた思いを告白 ――自己紹介をお願いします。ニックネームや自分の性格の特徴、メンバーカラーへの思い入れなどもぜひ！ 【尾本侑樹奈】ターコイズ×ベビーブルー担当、「ゆっきー」こと尾本侑樹奈です。頼りになる大人っぽさと、垣間見える無邪気さをイメージして付けていただいた担当カラーなので、それにふさわしい人間になれるよう日々奮闘中です！ ――歌やダンス、表現面で特に意識していることや、パフォーマンスで伝えたいこと、自分の長所などを教えてください。 【尾本侑樹奈】ライブパフォーマンスの際は、ファンの方となるべく目を合わせるようにしています。決めポーズの時とか、じっと見つめて私のことを気になってもらえたらうれしいですね。それと、しゃべることも大好きなので、MCのときはおもしろく盛り上げられるよう、会場の空気感も意識しています。 ――下剋上オーディションを経て、新体制メンバーに決まった際の心境や、その時に思い浮かべたこと、目標などをお聞かせください。 【尾本侑樹奈】実は私、このオーディションに落ちたら芸能界を引退しようと考えていたんです。でも合格したことで、「まだこの世界にいていいんだ」と言っていただけたような気がして。合格発表の瞬間は本当にうれしかったですね。せっかくこうしてチャンスをいただいたので、私の今までの経験や、持っているもののすべてをリンプラに捧げようと思っています。何らかのトラブルがあって、メンバーやスタッフさんが困るようなことがあっても、「ゆっきーがいれば大丈夫！」と思ってもらえるような。そんな存在になることが今の目標です。 ――オーディション後は、どのような変化があったのでしょう？心境の変化や周りの変化などを教えてください。 【尾本侑樹奈】今は本当に毎日充実していて、何をするにも「時間が足りない！」と思えることに幸せを感じています。リンプラに合格してアイドルとしての目標が定まったことで、モチベーションもどんどん上昇していって。とにかくやりたいことが多すぎて、なんとも手が回らない……という状況です。家族やファンの方からも「活き活きしてるね」と言ってもらえて、我がことながら幸せな気持ちが滲み出てるんだな～と思いました。 ――新しいメンバーと初めて会ったときの印象や、現在の関係性について教えてください。 【尾本侑樹奈】初めて会ったのがオーディションだったので、その時は割と殺伐といいますか、ライバル的な雰囲気が強かったかなと思います。今は、同じ目標に向かって一緒に切磋琢磨していける、戦友のような存在です。 ――新体制での活動がスタートしましたが、「Color me Happy」のリリースイベント活動を通じて感じた想いや、気づいたことはありますか？ 【尾本侑樹奈】まずは環境のありがたさを実感しました。はじめてのリリースイベントで3都市を回らせていただいたことも、大きなステージにたくさん立たせていただいたことも、そして毎公演、舞台袖にお水を用意していただけることも。いいパフォーマンスができるよう、大勢の方にサポートしていただいているので、より頑張らないといけないな……という気持ちになりました。そして何よりも「やっぱり私はステージに立つことが大好きなんだな」ということが再認識できて。今は毎日が本当に楽しく、充実していて幸せです。 ――リンプラはプラモデルの魅力を発信するグループでもありますが、尾本さん自身がプラモデルに触れた経験や、好きなプラモデルのエピソードがあれば教えてください。 【尾本侑樹奈】リンプラのオーディションがきっかけで、初めてプラモデルを作りました。オーディション内で作った『30 MINUTES SISTERS』(略称：30MS)のツキルナ＝ディアースちゃんは、構想からジオラマ制作まで思いを込めて作った特別なプラモデルなので、ものすごく愛着があります。私自身はまだまだプラモ初心者なので、プラモ好きのファンの方からはいろいろ教えてもらいながら、これからプラモをはじめようという方とは一緒に勉強しながら、みんなでプラモづくりを楽しんでいけたらいいなと思っています。 ――グループ外での趣味や最近ハマっているもの(推し活)を教えてください。 【尾本侑樹奈】おいしいお店を開拓するのも好きなのですが、最近は自炊にハマっています。おいしいし、健康的だし、何より節約になるので……。意外と倹約的な部分もあるんです。嫁にもってこいですよね？ね？？(圧力) ■最終目標は武道館！まずはZeppをリンプラファンで埋め尽くしたい ――今後の活動で挑戦してみたいことや、個人としての目標を教えてください。 【尾本侑樹奈】グループとしてやってみたいことは、やはりワンマンライブですね。最終目標は武道館ですが、まずはZeppをリンプラファンで埋め尽くせるくらいになりたいです。そのためには、アイドルとしての能力を向上させつつ、リンプラならではの特徴であるプラモデルの勉強もしっかりして。塗装などの技術もきちんと身に着けて、皆さんにお披露目できるよう頑張りたいです。 私個人としては、人前で話すことが大好きなので、ラジオMCやバラエティ番組のリポーターなどをやってみたいし、幼少期からお芝居に取り組んできたので、ドラマやCMにも出演したいです。幅広くなんでもこなせるオールマイティなアイドルを目指します！ ――ファンの方々に向けたメッセージをお願いします。また、ファンと共有したい夢や目標があれば教えてください。 【尾本侑樹奈】リンプラのことを見つけてくださってありがとうございます。リンプラは今年新体制になり、環境も意識も目標も一新されました。私たちの目標は「武道館でのライブの開催」ですが、今のリンプラには高すぎる目標かもしれないし、夢のまた夢かもしれない。でも、その目標があるから頑張れるんです。 とはいえ、夢の実現のためには皆さんのご協力も必要です。皆さんの笑顔が、言葉が、存在が、私たちの活力になります。まだまだ未熟な私たちですが、皆さんを笑顔にできるよう精いっぱい頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願いいたします！ 取材・文＝ソムタム田井