米石油・ガス掘削リグ稼働数、2週連続減少=ベーカー・ヒューズ
Scott DiSavino [22日 ロイター] - 米エネルギーサービス会社ベーカー・ヒューズの週間データ(22日までの週)によると、国内の石油・天然ガス掘削リグ稼働数は10月上旬以来初めて2週連続で減少した。 リグ稼働数は前週比1基減の583基で、9月上旬以来の低水準。 前年同期比では39基(6%)減。 石油リグは1基増の479基、ガスリグは2基減の99基だった。 石油・天然ガス掘削リグ稼働数は2021年と22年にそれぞれ67%、33%増加した後、23年は約20%減少した。石油・ガス価格の下落、高騰するインフレによる人件費と設備コストの上昇、企業が生産を増やす代わりに負債返済と株主還元を優先したことが背景にある。