渋沢栄一の半生を描いた“3面マルチ映像”が36年ぶり復元上映
新一万円札の肖像にもなった、実業家・渋沢栄一氏の半生を描いたドキュメンタリードラマ「未来への挑戦~渋沢栄一物語~」が、36年ぶりに復元上映される。上映日は2025年1月11日・12日の2日間で、場所は東京都千代田区にある「城西国際大学」1号棟地下ホール。入場は無料。 本作は、1988年に埼玉県熊谷市で開催された「'88 さいたま博覧会」でのパビリオン「渋沢栄一館」で上映された、約16分間の映像作品。16ミリの映写機を3台使用した“3面マルチ映像”として、博覧会の来場者に披露されたものの、オリジナルフィルムはすでに処分されており、再上映が叶わなかった。 その後、当時のフィルムをVHSテープにダビングした唯一の複製が見つかり、展示映像総合アーカイブセンターから九州大学付属図書館芸術工学図書館に寄贈され、デジタル化が進められた結果、今回の復元上映が可能となったという。 監督は、東宝の平成ゴジラやモスラシリーズで特技監督も務めた川北紘一で、脚本は日本におけるマルチ映像制作の先駆者とされている山岸達児、主演は木場勝己。 日時 日程:2025年1月11日(土)、12日(日) 会場:城西国際大学紀尾井町キャンパス(1号棟地下ホール) 千代田区紀尾井町3-26 入場:無料 上映スケジュール 2025年1月11日(土)、12日(日)、両日ともに同じ。 11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00、17:00、18:00、19:00 開場は上映開始の10分前。毎回総入れ替え制 主催:九州大学附属図書館芸術工学図書館(作品所蔵) 共催:一般社団法人展示映像総合アーカイブセンター 城西国際大学メディア学部 竹藤佳世研究室 協力:九州大学大学院芸術工学研究院 後援:日本商工会議所、東京商工会議所 協賛:株式会社博報堂、株式会社映像センター
AV Watch,阿部邦弘