【オリックス】比嘉幹貴を抹消 前日には実質の“引退試合” 2アウト2塁のピンチも見事な“火消し”見せる
NPB(日本野球機構)は17日の公示を発表。オリックスは比嘉幹貴投手を抹消しました。 【画像】17日の試合前時点のパ・リーグ順位表 現在41歳、プロ15年目を迎えた比嘉投手は、15日に今季限りでの現役引退を発表。球団から引退セレモニー等の打診もされていたものの、そういったものが苦手で辞退したと明かしていました。 引退発表と同日の15日には、4月ぶりに1軍に昇格。翌日16日には実質の“引退試合”に臨みました。 16日のソフトバンク戦、1点ビハインドで迎えた8回。この日の2番手・椋木蓮投手の交代が明かされると、ベンチにいた選手たちはベンチの外に出て、3番手の投手を待ちます。登場曲が流れ、比嘉投手が姿を現すと、球場中からは大きな拍手が起こります。 苦しい場面での“火消し”に定評がある比嘉投手。この日も2アウト2塁でソフトバンクの4番・山川穂高選手を迎えるという緊張感漂う場面で登板を迎えます。比嘉投手は山川選手に対し四球とすると、続く中村晃選手をライトフライに打ち取り、見事な“火消し”を披露。球場に集まったファンからは大きな拍手が送られました。 この日は同じく今季限りでの現役引退を発表している、T-岡田選手・安達了一選手・小田裕也選手らも登板を見守っており、仲間たちが見つめる中で見事な投球を披露しました。