【ボートレース平和島】永田啓二が平和島連覇に王手
ボートレース平和島の「第38回東京スポーツ賞」は9日がシリーズ3日目。高温に加えて気圧が低下し、回転不足になる条件が揃っていた。また、風は向い風から横風、追い風へと微妙に変化し、本命選手のスタート遅れや事故などが頻発。好配当が量産された。 2日目まで4連勝を続けていた下出卓矢、3連勝の中辻博訓の福井コンビも、波乱に飲まれるように共に小休止。ベテランの木村光宏はうまく差し場を捕らえて連勝を果たしたが、惜しくも優出には届かなかった。 V戦1枠の権利を巡る戦いは、最終レースまで結論が持ち越されることに。大事なレースで逃げ切りに成功した永田啓二が2日目までの3位から逆転で予選トップ通過を果たし、21年9月の一般戦に続く当地連覇へ王手をかけた。
マクール