グッドイヤーの新型タイヤ「EAGLE F1 ASYMMETRIC 6」最新の深化を試してみた【試乗記】
アメリカを代表するタイヤメーカーであるグッドイヤーが、スポーツレンジを担うイーグルシリーズの最新モデル「イーグル F1 アシメトリック6」を発売。この新作タイヤを履いた試乗車を駆って、富士スピードウェイの滑りやすいテストコースと一般道も試乗体験! 【写真9点】新作タイヤ「イーグル F1 アシメトリック6」試乗体験
“走る・曲がる・止まる”のすべてが楽しい!
“イーグルシリーズ”のなかでも、ウルトラハイパフォーマンススポーツタイヤに位置付けられるイーグルF1 アシメトリック 6は、「俊敏性」と「快適性」を兼ね備えた高性能プレミアムタイヤという位置付けだ。 先代同アシメトリック5の性能はそのままに、ドライ路面における俊敏性を改善。加えて、環境性能を上げることはもちろん、どんなシチュエーションや状況下でも力強い走りと、より運転が楽しくなるタイヤを目指したという。 モビリタの特設コースで行われたテスト比較では、イーグルF1 アシメトリック6を思う存分体感。施設内では従来型と最新型のタイヤを履く試乗車を同条件で比較ができ、低ミュー路でのドリフト旋回(トラクションコントロールONとOFFの比較)や、きつい高速バンクを100km/hで駆け抜け、直線からのフルブレーキングも。 さらにはパイロンスラロームからの急制動など、ドライとウェット路面において、優れたアシメトリック6のタイヤ性能を反復して試乗体感できた。 ウェット路面での安定感について、グッドイヤー技術者に聞くと、「幅広ストレートグループの採用により、排水性は高く、雨天でも高速走行に優れた耐ハイドロプレーニング性能によって、快適なドライブをサポートしてくれる」という。実際に体感しても、アシメトリック6の安心感はひとしおだった。 特に60km/hからのABS作動のフルブーキング時では、新旧タイヤ比較で制動距離の差を走り比べたものの、その制動距離の差はなんと3本の計測で最大2.6m! 新型アシメトリック6の制動距離の短さは明らかだった次第。何より走る・曲がる・止まるが楽しい!