明治が国内3工場を閉鎖へ 雇用維持、新工場の建設も
明治ホールディングスは6日、子会社の明治が牛乳やヨーグルトを生産している宮城、埼玉、神奈川県の計3工場を2025年から順次閉鎖すると発表した。配置転換により従業員の雇用は維持する。生産効率の高い新工場を神奈川県厚木市に建設し、27年にヨーグルト製品の生産を始める。 東北工場(宮城県大和町)は25年11月、現在の神奈川工場(神奈川県茅ケ崎市)は27年3月、戸田工場(埼玉県戸田市)は27年7月にそれぞれ生産を止める。生産ラインを他の工場に移す。閉鎖後の利用方法は未定。 神奈川県厚木市の新工場は25年5月に着工する。投資額は約400億円。賞味期限を延長する新たな技術も導入する。