【コンセプト】日産が「“T32”エクストレイル」をがっつり“カスタム”! まさかの「レコードプレーヤー」搭載!? ゴツタイヤ&“オシャ”塗装もカッコいい先代「X-TRAIL“リマスタード”コンセプト」とは
現行型に加え先代「“T32”エクストレイル」がカスタマイズされた理由とは
日産は2024年12月24日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で2025年1月10日から3日間開催されるカスタムカーイベント「東京オートサロン2025」に出展する「エクストレイル」をベースにしたコンセプトカー2モデルの詳細情報を公開しました。 現行型に加え、先代(T32型)も用意されているといいますが、どのようなクルマなのでしょうか。 【画像】超カッコいい! 日産「エクストレイル“カスタム”」を画像で見る(30枚以上)
エクストレイルは、初代モデルが2000年に誕生したミドルクラスの人気SUVです。 タフな造りと高い走破性を特徴とし、国内をはじめ北米や欧州、中国など多くの海外市場で販売されるグローバルモデルとなりました。 現行型は4代目。北米で2020年6月に世界に先駆けて発表され、その後中国や欧州など世界各国へ順次投入しながら、日本には2022年7月に導入されています。 そんな現行型エクストレイルをベースに、カスタマイズを施したコンセプトカーが「X-TRAIL unwind concept(エクストレイル アンウインド コンセプト)」です。 自分の「好き」を詰め込み、「Chill(チル:くつろぐ・のんびりと過ごす)」を感じる世界観を演出したものだといいます。 そのエクストレイル アンウインド コンセプトと並んで東京オートサロン2025に出展されるのが、先代をベースにした「X-TRAIL remastered concept(エクストレイル リマスタード コンセプト)」です。 日産は過去2年の東京オートサロンで、中古車をベースにしたコンセプトカーを出展してきました。 2023年の東京オートサロンではコンパクトハイトワゴン「キューブ」をベースに「CUBE Refreshed & Retro CONCEPT(キューブ リフレッシュド アンド レトロ コンセプト)」を発表。 会場での大きな反響をもとに、2024年1月にはキューブの中古車の内外装をリフレッシュし、カスタマイズを施した認定中古車「CUBE Retro Renovation(キューブ レトロ リノベーション)」のトライアル販売を、奈良県の奈良日産で開始しています。 続く2024年の東京オートサロンでは、コンパクトカー「マーチ」をベースにした「MARCH Patissier CONCEPT(マーチ パティシエ コンセプト)」を出展し、こちらも今後の中古車への展開が期待されるところです。 ともに中古車に新たな付加価値を与える商品化プロジェクトですが、今回のエクストレイル リマスタード コンセプトがその第3弾となります。 現行モデルベースのエクストレイル リマスタード コンセプトと同様の世界観のもと、専用の外装パーツでタフなイメージにカスタマイズしていますが、見どころは外観だけではありません。 内装も専用のインテリア架装が施されていますが、なかでもオシャレなラゲッジの専用家具に搭載されたアナログレコード機器が注目されます。 そのセッティングなどについては、プレーヤー製造メーカーのオーディオテクニカ社がみずから監修を手掛けた本格的なものに仕上がっているといいます。 日産「リーフ」の車載バッテリーをリサイクルした「ポータブルバッテリー from LEAF」の電力を使用し、アウトドアなどでアナログレコードを楽しむことができます。