RJCカーオブザイヤーにスズキ「スイフト」 4代連続で受賞
スズキは13日、NPO法人日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)主催の本年度の「RJCカーオブザイヤー」に、昨年12月に全面改良して発売した小型車「スイフト」が選ばれたと発表した。2004年に世界戦略車として初代を発売して以降、4代連続の受賞となった。 スズキ車のカーオブザイヤー受賞は3代目スイフト以来7年ぶりで、通算8回目。2位はホンダ・アコード、3位はスズキ・フロンクスだった。 4代目の新型スイフトは新開発の1・2リットルエンジンを採用し、燃費向上とともに安全装備充実を図った。主催側からは、デザインや走行性能に加え、新開発のパワートレイン、クラストップ級の空力性能、軽量高剛性の車体といった基本性能向上の技術などが評価された。 スズキによると、スイフトは世界で累計約954万台(9月末現在、セダン型のディザイアを含む)を販売している。鈴木俊宏社長は「初代以降、RJCカーオブザイヤー受賞を励みに進化を続けてきたスズキを代表するモデル。今後も世界中のお客様から愛されるクルマを目指していく」とコメントした。
静岡新聞社