「夏の甲子園」で輝いた…第106回大会のベストナインは?
遊撃手部門:藤本陽毅(京都国際)
今大会成績:6試合、打率.391(23打数9安打)、4打点 遊撃手部門は、4番・主将としてチームを全国制覇に導いた京都国際の藤本陽毅だ。初戦・札幌日大(南北海道)戦では先制となる2点適時打を皮切りに、全6試合で安打を記録。遊撃守備でも華麗なプレーを見せ、攻守でチームを牽引した。 その他、岩井天史(滋賀学園)、才田和空(東海大相模)ら攻守で存在感を示した。
外野手部門(1):上川床勇希(神村学園)
今大会成績:5試合、打率.500(22打数11安打)、7打点、OPS1.045(出塁率.500+長打率.545) 全5試合で適時打を放つなど、勝負強い打撃が光った神村学園(鹿児島)の上川床勇希。初戦・木更津総合(千葉)戦での2本のタイムリー安打を皮切りに、5試合連続で打点を挙げ、驚異の得点圏打率.667を誇った。 特に準々決勝、準決勝では2試合続けて3安打猛打賞を記録。昨夏の甲子園でも打率5割の活躍を見せており、2年連続での4強入りに大きく貢献した。
外野手部門(2):中村龍之介(東海大相模)
今大会成績:3試合、打率.545(11打数6安打)、4打点、1盗塁、OPS1.188(出塁率.643+長打率.545) 東海大相模(神奈川)の3番打者として打線を牽引した中村龍之介。初戦の富山商(富山)戦ではマルチ安打をマークすると、3回戦・広陵(広島)戦では、3回に逆転となる2点適時打を記録。 さらに5回にもタイムリーヒットを放ち、5打数4安打4打点の大活躍で勝利に貢献した。2年生ながら、主軸の役割を果たし、8強入りの原動力となった。
外野手部門(3):長谷川颯(京都国際)
今大会成績:6試合、打率.400(20打数8安打)、4打点 好調ぶりを見せ、準々決勝以降は5番打者として起用された長谷川颯。初戦・札幌日大(南北海道)戦で3安打、3回戦・西日本短大付(福岡)戦でマルチ安打とヒットを量産。 準決勝・青森山田(青森)戦では貴重な同点適時打を放つなど、2年生ながら打線を牽引し、全国制覇に貢献した。
ベースボールチャンネル編集部