「夏の甲子園」で輝いた…第106回大会のベストナインは?
捕手部門: 熊谷俊乃介(関東第一)
今大会成績:5試合、打率.333(18打数6安打)、2打点 捕手部門には、関東第一の熊谷俊乃介を選出した。初戦となった北陸(福井)戦で2安打1打点の活躍を見せると、準決勝・神村学園(鹿児島)戦では同点適時打をマーク。 決勝でも安打を放つなど、バットで大きな貢献を見せた。守備面でもタイプの異なる4投手を好リードし、準優勝の原動力となった。
一塁手部門: 越後駿祐(関東第一)
今大会成績:5試合、打率.533(15打数8安打)、1打点 一塁では、大会を通じて、好調な打撃が光った関東第一の越後駿祐を選出。3回戦・明徳義塾(高知)戦では値千金の勝ち越しタイムリーを含む3安打をマークした。 また、準決勝ではチームが6回までノーヒットに抑えられている中、反撃のきっかけとなるヒットを放った。 打率.533のハイアベレージを残すなど、5番打者として主軸の役割を果たした越後。まだ2年生なだけに、来年以降の活躍にも注目が集まる。 その他、一塁手では佐坂悠登(智弁学園)、原田純希(青森山田)などが印象に残る活躍を見せた。
二塁手部門:柴田元気(東海大相模)
今大会成績:3試合、打率.364(11打数4安打)、1本塁打、1打点、1盗塁 二塁手部門には、今大会の第1号本塁打を放った東海大相模(神奈川)の柴田元気を選出した。初戦・富山商(富山)戦ではソロホームランを含む2安打1盗塁の活躍を見せ、勝利に貢献。 3回戦以降は2番打者として起用され、チャンスメイクに徹し、全3試合で安打を記録した。まだ2年生なだけ、来年以降も楽しみな存在だ。 その他にも、リードオフマンとして打率.412をマークした多胡大将(滋賀学園)や三谷誠弥(京都国際)らが存在感を示した。
三塁手部門: 岩下吏玖(神村学園)
今大会成績:5試合、打率.421(19打数8安打)、3打点 三塁手部門には、5番打者として神村学園(鹿児島)を4強に導いた岩下吏玖を選出。初戦の木更津総合(千葉)戦では2点ビハインドの6回裏にタイムリースリーベースを放ち、反撃の足掛かりを作った。 準々決勝・大社(島根)戦では3安打2打点の活躍。全5試合で安打を放ち、クリーンアップの役割を果たした。 その他、再三の好守備が光った日賀琉斗(東海大相模)なども印象に残る活躍を見せた。