日経平均、値がさ株が買われて「4万円」上回る場面も…476.91円高の「39,849.14円」で取引終了【12月12日の国内株式市場概況】
2024年12月12日(木)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。 【画像】「30年間、毎月1ドルずつ」積み立て投資をすると…
12月12日の日経平均株価は、前日の米ハイテク株高の流れを引き継ぎ、半導体関連銘柄を中心に上昇して始まると、終日堅調な展開。日経平均株価の上昇幅は一時700円を超える場面もみられましたが、この水準では利益確定の売りが膨らんだ模様です。結局、日経平均株価が前日比476.91円高の39,849.14円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが174銘柄、値下がりが48銘柄、変わらずが3銘柄。 日経平均株価の寄与度上位は、アドバンテスト〈6857〉、ファーストリテイリング〈9983〉といった値がさ株のほか、リクルートホールディングス〈6098〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、TDK〈6762〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、信越化学工業〈4063〉、コナミ〈9766〉、7&iHD〈3382〉、安川電機〈6506〉、太陽誘電〈6976〉となりました。 また、東証プライム市場の売買高は19億3,200万株、売買代金は4兆4,089.58億円となり、前日と比べて増加。売買代金は5営業ぶりに4兆円を上回った。 業種別では、石油・石炭製品、サービス業、電気機器、電気・ガス業、ゴム製品などが上昇した一方、鉄鋼、金属製品が下落しました。 東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がgumi〈3903〉で+59円(+15.21%)の447円、2位がベステラ〈1433〉で+76円(+8.11%)の1,013円、3位がシンフォニアテクノロジー〈6507〉で+410円(+6.93%)の6,330円となりました。 一方、値下がり下位は、1位がくら寿司〈2695〉で-610円(-15.78%)の3,255円、2位がシンクロ・フード〈3963〉で-35円(-8.39%)の382円、3位がユニチカ〈3103〉で-9円(-5.49%)の155円で取引を終えました。 なお、年初来高値を更新したのは77銘柄、年初来安値を更新したのは13銘柄でした。
THE GOLD ONLINE編集部