子どもと自然、食の大切さを学ぶ! アウトドア初心者におすすめの農業体験3選
自然と触れ合うアウトドア体験は、子ども達の五感を刺激する学びの宝庫。夏休みには、家族でバーベキューやキャンプ、海・川遊びに行くという方もいるかもしれません。しかしアウトドアは準備が大変な上、水辺には危険も多く、親としては重荷に感じる方もいるでしょう。そんな方には、アウトドア初心者でも参加できる「農業体験」がおすすめ。今回は子ども連れにぴったりな農業体験についてご紹介します。 【写真】親子で楽しめる様々な農業体験をチェックする(全10枚)
楽しく食の大切さを学べる「収穫体験」
農業体験というと、最初に思い浮かべるのは収穫体験ではないでしょうか。中でも、誰でも楽しめるのがいちごやぶどうなどのフルーツ狩り体験。収穫してすぐの新鮮なフルーツを食べられるのは、フルーツ狩りの醍醐味ですよね。より体を動かしたい方には、さつまいもやじゃがいも掘りがおすすめ。土から掘り起こす収穫体験は、達成感もひとしおです。 農業のイメージがない東京都内にも、野菜の収穫体験が出来る農園はいくつもあります。練馬区では、野菜の収穫体験が出来る農園を「とれたてねりま」というアプリで情報発信。近場の農園での収穫体験は、農家や農業を身近に感じる良い機会にもなりますので、ぜひ目を向けてみてくださいね。
動物とのふれあいも嬉しい「牧場体験」
続いて、動物好きなお子さんにおすすめしたいのが牧場体験です。観光牧場では、体験型のメニューが充実。牛や馬などの動物とのふれあいや、餌やり、乳しぼりなどの様々な体験ができます。生乳を使ったアイスクリームやチーズにバター作りなど、手作り体験ができる施設もあるので食育にもぴったりですよ。 牧場といえば、のびのび遊べる広い敷地も魅力。芝生を走り回ったりピクニックをしたりと、自然の中で豊かな時間を過ごせます。中には遊園地や迷路などがあり、テーマパークのようになっている牧場も。日常から離れた牧場での体験は、記憶に残ること間違いなしです。
日本人の主食、お米作りを体で学ぶ「田植え体験」
最後に紹介するのは、お米の作り方が学べる田植え体験。泥だらけになっておこなう田植えは、紹介する体験の中では一番ハードです。しかし田植えの大変さを体験することは、食べ物の大切さ、ありがたみを感じられる貴重な経験になるでしょう。 農家・団体の中には、種まきから始まり、田植え、稲刈りまでの過程を長期で体験させてくれるところもあります。また田植えの前後に泥遊びをさせてくれたり、水生生物の観察や野菜の収穫など、他の体験を組み込んだプログラムがあるところも。バラエティに富んでいますので、申し込む前に詳しく内容をチェックしてみましょう。 紹介した農業体験は、全国各地の農園や牧場、田んぼなどでおこなわれています。日常では経験できない農業体験を通して、親子で素敵な思い出を作ってみませんか?
野中陽平