ヒズボラがイスラエル「侵攻」計画 ネタニヤフ氏
【AFP＝時事】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ（Benjamin Netanyahu）首相は23日、レバノンのイスラム教シーア派（Shiite）組織ヒズボラ（Hezbollah）が地下トンネルを使ってイスラエルへの「侵攻」を計画していたことが判明したと主張した。小型四輪駆動車やミサイルなどを使う計画だったとしている。 【写真21枚】レバノン首都南郊の建物に着弾する瞬間のイスラエル軍のミサイル ネタニヤフ氏はフランスの放送局Cニュースとヨーロッパ1に対し、この計画が成功していたら、2023年10月7日のイスラム組織ハマス（Hamas）による越境攻撃よりも大きな被害が出ていたとの見方を示した。 ネタニヤフ氏は「国境から100、200メートルのところでトンネルを発見した。これらのトンネルはイスラエル侵攻のために準備されたものであり、（ヒズボラは）10月7日（の越境攻撃）よりも大規模な攻撃を計画していた」とし、「小型四輪駆動車、バイク、ロケット弾、ミサイルを使った侵攻を計画していた」と述べた。同氏の主張は、各局で同時通訳された。 ネタニヤフは今月、仏日刊紙フィガロに対し、イスラエル軍がヒズボラの武器庫で「最新鋭」のロシア製兵器を発見したとも語っている。【翻訳編集】 AFPBB News
