ナポリFWオシムヘンにチェルシー行きの可能性が再浮上 FWルカクの大型トレードが実現か
オシムヘンはPSGとの交渉が停滞中
今夏の移籍市場でナポリとチェルシーは大型トレードを実施する可能性がある。 移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ナポリはベルギー代表FWロメロ・ルカクを可能な限り早く獲得したいと考えており、チェルシーとの交渉にナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンを組み込む考えがあるという。チェルシー側も現行の契約解除金や給与が下がれば、オシムヘンとの契約を前向きに検討するようだ。 2020年にクラブ市場最高額でナポリに加入したオシムヘンだが、本人の希望もあり今夏でのナポリ退団が濃厚に。しかし未だ買い手が見つかっておらず、有力と見られるパリ・サンジェルマンとの交渉も難航中。契約解除金が大きな障壁となっており、クラブ間で大きな進展が見られていないようだ。 一方のルカクも未だ去就が不透明。チェルシーでは完全に構想外となり、サウジアラビアへの移籍も噂されていたが、オシムヘンの後釜としてナポリ移籍の可能性が急浮上。しかしこちらも交渉は難航しており、結局買い手が見つからないまま現在はチェルシーのトレーニングセンターに帰還しているようだ。 ナポリは新指揮官であるアントニオ・コンテ監督がルカクの獲得を熱望。またチェルシーも今夏の移籍市場でストライカーの獲得を狙っているため、オシムヘンの加入は理想的。従って両クラブにとって良い取引になることは間違いないだろうが、果たして今夏屈指の大型トレードは実現するのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部