JALのA350-1000、羽田-ダラス全便投入前倒し 8/15からデイリー
日本航空(JAL/JL、9201)は5月15日、羽田-ダラス・フォートワース線に隔日投入するエアバスA350-1000型機について、8月15日からデイリー投入すると発表した。当初は10月26日までの夏ダイヤ期間中の隔日運航を予定していたが、1日1往復への全便投入を前倒しした。 【写真】JALのA350-1000に備える個室ファーストクラス 国際線の新フラッグシップとなるA350-1000は、4月17日から羽田-ダラス線へ日にちを限定して投入。4月は17日からの奇数日、5月も奇数日、6月と7月は偶数日で7月1日から17日までは未投入、8月は14日までの奇数日をA350で運航している。未投入日はボーイング777-300ER型機(4クラス244席)で運航する。 運航スケジュールは、ダラス行きJL12便が羽田を午前10時55分に出発し、現地時間同日午前8時40分着。羽田行きJL11便はダラスを午前11時5分に出発して、翌日午後2時40分に到着する。 JALのA350-1000は、1月24日に1路線目の羽田-ニューヨーク線に就航。ダラス線が2路線目となった。座席数は4クラス239席で、ファーストクラスとビジネスクラスはJAL初の個室タイプのシートを採用した。ファーストが6席(1列1-1-1席)、ビジネスが54席(同1-2-1席)、プレミアムエコノミーが24席(同2-4-2席)、エコノミーが155席(同3-3-3席)で、プレエコはクラス初の電動リクライニングシートを採用。後ろの席に背もたれが倒れない「フィックスド・バック構造」や4K対応の16インチモニター、フットレストなどが特徴となっている。 JALはA350-1000を置き換え対象の777-300ERと同じ13機導入する計画で、8月中に5機体制、今年度内に8機体制を目指す。3路線目の羽田-ロンドン線は年度内に投入を計画している。
Yusuke KOHASE