ジョコビッチ撃破のタビロ 勢い止まらずATPマスターズ1000で初の8強入り<男子テニス>
BNLイタリア国際
男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は14日、シングルス4回戦が行われ、第29シードのA・タビロ(チリ)が第16シードのK・ハチャノフを7-6 (7-5), 7-6 (12-10)のストレートで破り「ATPマスターズ1000」初のベスト8進出を果たした。 【ズベレフ、チチパスらBNLイタリア国際組合せ】 3回戦で第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)をストレートで下す金星をあげた26歳のタビロ。4回戦は勢いそのまま試合に入ると、8本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに77パーセントの確率でポイントを獲得した。各セット1度ずつブレークを奪い合うと、タイブレークの接戦をものにして2時間32分の熱戦を制した。 男子プロテニス協会のATP公式サイトにはタビロのコメントが掲載されている。 「信じられない気持ちだよ。浮き沈みが激しかったけど、チームと一緒に頑張ってきたんだ」 準々決勝でタビロは世界ランク56位のジャン・ジジェン(中国)と対戦する。ジャンは4回戦で予選勝者で同106位のT・モンテイロ(ブラジル)をストレートで下しての勝ち上がり。 同日には第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)や第6シードのS・チチパス(ギリシャ)、第7シードのH・フルカチュ(ポーランド)らが8強へ駒を進めている。