30歳になってから《代表通算80ゴール》の脅威 ネイマール、クローゼらの数字をも超えてしまうC・ロナウドの異次元ぶり
今月のネーションズリーグでもゴールを記録
今夏のEURO2024では無得点に終わり、厳しい批判も浴びていたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。しかし今月よりスタートしたUEFAネーションズリーグでは、クロアチア戦、スコットランド戦と2試合連続得点を記録。まだまだ代表でプレイできる力があることを証明してみせた。 今月の2ゴールにより、ロナウドの代表通算成績は214戦132ゴールとなった。圧巻の得点数だが、何より凄いのは半分以上となる80ゴールを30歳になってから決めていることだ。 他の代表選手と比較すると。元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチはキャリアを通して代表通算62ゴール、イングランド代表FWハリー・ケインは今月のネーションズリーグで2ゴールを加えて通算68ゴール、元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼは71ゴール、負傷が続くブラジル代表FWネイマールはここまで79ゴールを決めている。 ロナウドはこれらの数字を30歳になってからの9年で超えていることになり、まさに怪物と呼ぶにふさわしい。ロナウドの代表通算得点記録を超える選手は今後出てこない可能性もあり、この領域を目指すには長く代表キャリアを継続することが絶対条件となる。怪我のケアもしつつ、代表でこれだけの数字を重ねるのはかなり難しい。 ロナウドがあと何年代表でプレイするかは分からないが、30歳からの数字だけで代表通算100ゴールなんて異常な記録が生まれる可能性もゼロではないか。
構成/ザ・ワールド編集部