埼玉西武ライオンズが岡田雅利の現役引退を発表「登場曲の最後に「おかだ!」と言ってもらったときの鳥肌は忘れられません」 | プロ野球
9月3日、埼玉西武ライオンズは岡田雅利捕手が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。 球団を通じて岡田は、「これまでの現役生活で一番思い出に残っている試合は、2020年9月8日のオリックス・バファローズ戦で、光成(髙橋)とバッテリーを組んだ試合です。8回まで無安打で、途中ピンチもありましたが、最後は山本由伸投手に投げ勝つことができてとてもうれしかったのを覚えています」と思い出を語った。 続けて、「ここ数年は、リハビリ期間も長く、球団には本当に迷惑をかけてしまったと思っています。手術をして先の見えない状況から野球ができるまでの体に戻るまでサポートいただいたスタッフの皆さんにはとても感謝しています。そしてどんな時でも、ファンの皆さんの声援が僕をここまで支えてくれました。登場曲の最後に「おかだ!」と言ってもらったときの鳥肌は忘れられません。応援ありがとうございました」と周囲へ感謝のコメントを述べた。 渡辺久信GM兼監督代行は、「岡田はチームになくてはならないスーパーサブでした。けがもあって、大変な時期を過ごしていましたが、ファームでも必死に練習をして、良い見本を見せてくれましたし、若い選手の相談にも乗りながら、時には厳しく助言するなど、多くの場面でライオンズにとても貢献してくれました」と労いの言葉をかけた。 岡田は2013年ドラフト6位で指名を受け、大阪ガスから西武へと入団した捕手。この日までの通算成績は325試合の出場で打率.217(543-118)、6本、40打点。今シーズンはここまで一軍出場はない。