求めた結果ではなかったけれど… 西郷真央の交錯する感情
「メジャーの優勝への“壁”というものが、すごく遠い感じはしない」からこそ、膨らむ思いもある。「この(上位の)スコアの中で、たぶんショートパットを一番外しているのは自分かなと思う。ショートパットになると風の影響だったり、繊細さも必要になって、考えることも増える。自分で納得のストロークをしていても、結果が伴っていない。課題は明確なので、読みの部分も含めてレベルアップしていきたい」 今季メジャーは終わったが、米ツアー初優勝とルーキー・オブ・ザ・イヤーを狙う戦いは続く。息をつく暇もなく、29日には米本土で「FMグローバル選手権」(マサチューセッツ州TPCボストン)が始まる。(スコットランド・セントアンドリュース/亀山泰宏)