【高校バスケ】東海大福岡が白星発進 浜口ゆずが残り3秒で決勝3P「今年こそは金」
<SoftBankウインターカップ2024全国高校バスケットボール選手権:東海大福岡63-60日本航空北海道>◇23日◇男女1回戦◇東京体育館ほか 前回大会4強の東海大福岡(福岡)が日本航空北海道(北海道)を破り、2回戦に駒を進めた。 第4クオーター(Q)の残り22秒から60-60の同点に追いつかれ、土壇場に追い込まれたが、残り3秒でSF浜口ゆず(2年)が決勝3点シュートを決め、勝利に導いた。「しっかり自分が決めきりたいと思って、打ち切って決められたのでよかった」と喜んだ。 姉の思いも背負ってコートに立った。昨年出場時、当時3年だった姉さくらさんが膝の手術でウインターカップを欠場した。「去年もみんなで優勝を狙ったけど、準決勝で負けてしまって。今年こそは金(メダル)取って帰るつもりで」。姉さくらさんも応援に駆けつけた中でチーム最多の21得点と気を吐き、期待に応えた。 次戦2回戦は昨年準Vで、今夏の全国総体準決勝(47●48)で敗れた岐阜女とのリベンジマッチ。チームを救ったヒロインは「出だしから自分たちのプレーをやり続けること、インターハイのときは自分自身点取れなかったっていうのが岐阜女さん相手に課題としてあるので、やりきれるように頑張っていきたい」と闘志を燃やした。【大島享也】