パリ五輪の金メダリストがIMSA最終戦プチ・ル・マンのグランドマーシャルに任命
今年のパリオリンピックの陸上競技で金メダルを獲得したアリーヤ・バトラーが、ミシュラン・レースウェイ・ロード・アトランタで開催される第27回『モチュール・プチ・ル・マン』のグランドマーシャルに任命された。 【写真】IMSA第10戦後の車検で技術違反が発覚し、ペナルティを受けた6号車ポルシェ963 20歳のバトラーは、2024年6月のオリンピックで金メダルを獲得したアメリカ女子4×400メートル・リレーチームの一員だった。 バトラーはフロリダ出身だが、ジョージア州アセンズのジョージア大学で国際関係を学んでおり、同州で400メートルの学校記録を保持していることから、ロード・アトランタが位置するジョージア州とのつながりがある。 IMSAが発表した声明では、バトラーが「モチュール・プチ・ル・マンのルーツである国(フランス)での功績を祝うため」に選ばれたとして、現在IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のシーズン最終戦となっているこのイベントの創設のきっかけとなった、ル・マン24時間レースに言及している。 「アリーヤはパリオリンピックでチームUSAを代表して素晴らしい活躍を見せた。モチュール・プチ・ル・マンのグランドマーシャルとして彼女の功績を称える機会を得られたことを誇りに思う」と、ミシュラン・レースウェイ・ロード・アトランタの社長兼ゼネラルマネージャー、リック・ハンフリーは語った。 「パリでの彼女の素晴らしい努力により、チームUSAは再び金メダルを獲得した。彼女のオリンピックでの素晴らしいパフォーマンスは、モチュール・プチ・ル・マンでの過酷な10時間レースに備えるIMSAドライバー・アスリートたちのさらなるモチベーションとなるだろう」 IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の2024年第11戦となるロード・アトランタでの最終戦は、10月12日に10時間の決勝レースが行われる。このイベントはミシュラン・エンデュランス・カップの一戦であり、GTP、LMP2、GTDプロ、GTDの全4クラスが参戦する。 [オートスポーツweb 2024年09月27日]