先月に首位撃破を達成したプリマスのルーニー監督。9月の月間最優秀監督賞にノミネート
プリマス・アーガイルのウェイン・ルーニー監督が、監督就任以来初めて月間最優秀監督賞にノミネートされた。『BBC』が伝えた。 現在38歳のルーニー監督は、現役時代にマンチェスター・ユナイテッドなどでプレーした後、ダービー・カウンティでのプレーを経て2021年に現役を引退。その後、指導者の道へと歩み出すと、現役時代を過ごしたダービーやアメリカのDCユナイテッド、バーミンガムの監督を歴任し、今年の5月からプリマスの監督に就任している。 イングランド2部で6位にいたバーミンガムに途中就任したあと、降格圏内まで成績が悪化した。結局わずか3か月で解任されるなど、監督としてのキャリアに疑問符がついていた中、プリマスでは見事な戦いを披露。先月は3試合に挑んだ中、首位に立っていたサンダーランドと、ルートン・タウンに勝利し、ブラックバーン・ローバーズのジョン・ユースタス監督、シェフィールド・ユナイテッドのクリス・ワイルダー監督、バーンリーのスコット・パーカー監督と共に9月の月間最優秀監督賞にノミネートされた。 ちなみにこれらの結果によりプリマスは降格圏から14位に浮上した。ただ、ブラックバーン戦では同点ゴールにつながった判定に不満を示して退場処分を受け、3つの不適切行為でFA（イングランドサッカー協会）から告発されている。
