受講生の多彩な作品に見入る来場者＝６日午前１０時１５分、北國新聞交流ホール

　　●交流ホールなど3会場 　北國新聞文化センター受講生の発表会「カルチャー祭り2024」（同センター、北國新聞社主催）は6日、3日間の日程で金沢市の北國新聞交流ホールなど3会場で開幕した。57講座の受講生が絵画や書、工芸、生け花など約460点を出品し、創意あふれる力作の数々が文化の秋の到来を感じさせた。7、8日には北國新聞赤羽ホールで舞台発表会も行われる。 　北國新聞交流ホールでは、秋の草花を使った生け花やハンギングバスケットの寄せ植えが来場者を迎え、絹などを彩色してバラやユリを表現したアートフラワーも華やぎを添えた。 　洋服の生地を組み合わせてリメークしたワンピースや、クラフトテープを編んだ手提げバッグなども並び、ものづくりの楽しさを来場者に伝えた。北國新聞会館9階と香林坊大和8階エレベーター前にも作品が展示された。 　7、8日に北國新聞赤羽ホールで開かれる舞台発表会では、62団体の約630人がリズムダンスやバレエ、太鼓、チアダンスなどを披露する。両日は立礼（りゅうれい）のお茶席や各種クラフト教室の体験、クッキング特別講座も開かれる。 　入場料は3日間共通で700円。問い合わせは北國新聞文化センター=076（260）3535=まで。