【馬術】47歳杉谷泰造、日本選手最多7度目の夏季五輪出場「今までで一番うれしい」
日本馬術連盟は17日、障害馬術のパリオリンピック(五輪)代表に杉谷泰造(47=杉谷乗馬ク)、佐藤英賢(38=ポールショッケメーレ厩舎)、ハーゼ柴山崇(44)が決まったと発表した。 杉谷は夏季五輪で日本選手単独最多の7度目の出場となる。96年アトランタ五輪から16年リオデジャネイロ五輪まで6大会連続出場。21年東京五輪では馬の健康状態に不安があるとして外れたが、2大会ぶりに五輪切符を手にした。 杉谷は同連盟を通じ、コメントを発表。「今回は7回目。前回は東京で悔しい思いをした。やっと出られることをうれしく思っている。今回の出場は、今までで一番うれしいかもしれない」と喜んだ。 これまで6大会に出場したレジェンドは、五輪の舞台を「4年に1回の大きなテスト。自分の立ち位置がよく分かる試合だと思う。世界で一番大きい大会」と位置付ける。世界遺産のベルサイユ宮殿が会場となるパリ五輪へ「いろいろな引き出しが増えていると思う。今まで以上の成績を出したい」と意気込んだ。