巨人 66日ぶり借金生活…わずか3安打で今季11度目零敗 ワースト更新6連敗 井上1失点好投も
◇交流戦 巨人0ー3楽天(2024年6月13日 楽天モバイル) 巨人は13日、楽天モバイルで楽天と対戦。今季11度目の零敗&今季ワーストを更新する6連敗で、4月8日以来66日ぶりの借金生活に突入した。先発の井上温大投手(23)は5回2/3を1失点と好投も援護なく4敗目を喫した。 【写真】<楽・巨>5回、萩尾は小深田の飛球を好捕する(撮影・西川祐介) 今季12度目の登板で3度目の先発となった井上。初回を3者凡退で立ち上がるが、4回に2死一、三塁のピンチを背負うと、フランコに抜けたフォークを中前に運ばれて先制点を許す。その後も粘りのピッチングを見せたが5回2/3を投げ1失点で降板した。 打線は楽天先発投手の藤井の前に初回、2回と3者凡退。3回1死走者なしから、この日昇格して即「8番・左翼」で先発出場した萩尾が初球を右中間にはじき返す二塁打でチャンスメーク。その後2死三塁になるが、丸が空振り三振に倒れ得点できなかった。 4回には1死満塁の大チャンスで「6番・DH」で先発した長野が痛恨の遊ゴロ併殺打、5回は1死走者なしで萩尾がしぶとく内野安打で出塁も増田陸が三ゴロ併殺打と、好機であと一本が出ない。 6回以降も相手救援陣を打ち崩せず、終わってみればわずか3安打。1点を追う7回には泉口が落球するなど守備も乱れ、適時打と押し出しで2点を追加されて万事休す。攻守がかみ合わないチームは長く暗いトンネルを抜け出せずにいる。