鉄鋼業界の温室効果ガス管理 世界鉄鋼協会が指針策定 鉄連ガイドライン基に
世界鉄鋼協会は12日、鉄鋼業界の温室効果ガス(GHG)管理に関するガイドライン(GL)を発表した。日本鉄鋼連盟が昨年詳細を公表したマスバランスを使ったグリーン鋼材のGLをひな型に世界鉄鋼協会で議論し、まとめた。鋼材ごとの炭素排出量(CFP)を算定、実際の排出削減を伴う取り組みによる削減量を算定、GHG削減証書の発行またはマスバランス方式で特定鋼材に割り当てる3段階を示した。世界共通の尺度によってグリーン鋼材の普及を促進する。