武蔵野市で「都議補選」自民・立民の女性新人候補が一騎打ち 衆院選の余波は…
武蔵野市選挙区の東京都議会議員補欠選挙が告示されました。自民党の新人と立憲民主党の新人による一騎打ちとなり、女性候補2人による論戦が始まっています。 立候補したのは届け出順に立憲民主党公認で新人の元市役所職員・千葉めぐみさん(38)、自民党公認で新人の元市議会議員・東真理子さん(58)の2人です。 自民党の新人・東さんは市議を4期務めた経験を持ち、現在の小美濃市長と共に実現してきた政策をアピールしています。東さんは「武蔵野市が大好きで、武蔵野市民の声を、愛を、私が都政に届け、武蔵野市民が東京都と連携しなくてはやることができない事業を進めていきたい」と訴えます。『未来に責任』をテーマに、災害時の断水対策など、市と都の連携を強化していく考えです。衆院選の影響について東さんは「国政の影響というより、市長と衆院議員、都議、市議、4つの連携を注目してほしい」と話します。 立憲民主党・新人の千葉さんは市職員として松下前市長の下で秘書を務めていた経歴を持ち、行政の経験を都政に反映させていきたいと意気込みます。千葉さんは「駄目なものは駄目だと言える、そんな立場をしっかりと取り、皆さんの命と暮らし、しっかりと都政から強力に支えていきたい」と力を込めます。『誰ひとり取り残さない東京』を掲げて、児童虐待の根絶を進めると街頭で訴えます。衆院選の影響について、千葉さんは「小選挙区で勝った負けたという結果は、今回に限って言うと全然違うステージだと感じている」としています。 ■東京都議会議員・補欠選挙(武蔵野市選挙区) 立候補者(届け出順・敬称略) 千葉めぐみ(38,立民・新) 東真理子(58,自民・新)