「夜光反射材の着用を」 飯田市で交通安全啓発【長野県】
秋の全国交通安全運動(21~30日)に合わせ、長野県飯田市は24日、飯田市桐林のAコープあいぱんいいだ店で交通啓発を行った。市や市交通安全指導員、交通安全協会、飯田署などから約30人が参加し、店舗利用者やドライバーに交通安全を呼び掛けた。 参加者は店舗入店口で啓発物を配布するグループと国道152号沿いで人波作戦を行うグループに分かれて啓発した。 夜光反射材の着用が運動期間中の重点に据えられていることから、店舗利用者に反射材のたすきやマグネット、キーホルダーを配布。「夜は反射材を身に着けてください」「早めのライト点灯をお願いします」などと声を掛けた。 国道での人波作戦では「交通安全運動実施中」「飲酒運転撲滅」などと書かれたのぼり旗を掲げて並んだ。 飯田署交通課の課長は「これからの時期は日暮れが早くなるので、ドライバーは早めのライト点灯、歩行者は夜光反射材の着用を意識してほしい」と呼び掛けていた。 同署によると、23日現在の管内の交通事故状況は、人身事故が171件(前年同期比17件減)、けが人が191人(25人減)、死者が6人(2人増)となっている。