“復調”のきっかけに?…ライスが代表戦での活躍に手応え「一歩踏み出したように感じた」
アーセナルに所属するイングランド代表MFデクラン・ライスが今シーズンの自身のパフォーマンスについて言及した。8日、イギリスメディア『アスレティック』がコメントを伝えている。 【動画】復調のきっかけに? ライスが代表戦で見せたゴール 昨年夏にイングランド人史上最高額の1億500万ポンド(約197億円)でアーセナルに完全移籍加入したライス。持ち味のボール奪取と守備範囲の広さに加え、多くの得点に関与するなど中盤で絶大な存在感を放ち、チームの2年連続2位フィニッシュおよびチャンピオンズリーグ(CL)でのベスト8進出に大きく貢献した。 在籍2年目の今シーズンも開幕から3試合連続でスタメン出場を飾っているものの、未だ本領発揮とはならず。直近で行われた第3節ブライトン戦ではキャリア初となるレッドカードを提示された。それでも、現地時間7日に行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)リーグB・グループ2第1節のアイルランド代表戦では、自ら先制ゴールをマークしたほか、ジャック・グリーリッシュの追加点をアシスト。全得点に絡む活躍で2-0の勝利に貢献した。 今夏はEURO2024で決勝進出を果たしたこともあり、短いオフを過ごしてアーセナルに合流したライス。今シーズンここまでのコンディションについて「アーセナルに復帰するのが明らかに遅くなった。正直に言うと、今のところコンディションは100%ではないんだ。プレミアリーグでプレシーズンを過ごしているようなものだからね」と明かしつつ、アイルランド戦でのプレーが復調のきっかけになり得ると語った。 「今日の試合で本当の意味で一歩を踏み出したような気がするよ。自分を取り戻したように感じたし、軽快にピッチを走り回れるような気がしたんだ。そして、より力強くなったような感じもする。一歩踏み出せたように感じているし、アーセナルでの助けになるに違いない。今シーズンは最初の2試合での調子も良くなかったし、前の試合では退場になってしまった。だからこそ、大きなパフォーマンスが必要だと感じていたんだ」 なお、ライスはブライトン戦での退場に伴い、現地時間15日に控えるトッテナムとの“ノースロンドン・ダービー”は出場停止。アーセナルでの復帰戦は22日のマンチェスター・シティ戦以降になる。
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