吉高由里子らが視聴者からの質問にたじたじ!?「光る君へ」ファンミーティング
12月15日に最終回を迎えた、大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合ほか)のファンミーティングが12月2日に東京・NHKホールで開催され、応募総数およそ28,000件、当選倍率18倍という高倍率のイベントに当選した約2900人のファンが集った。そのイベントのリポートをおくる。
司会のファーストサマーウイカ(ききょう・清少納言役)と金田哲(藤原斉信役)が手をつなぎながら優雅に登場すると客席からは待っていましたと言わんばかりのアツい拍手が。続いて、柄本佑(藤原道長役)、町田啓太(藤原公任役)、塩野瑛久(一条天皇役)、見上愛(藤原彰子役)が並んで登場。少し日焼けをした柄本に、ウイカがツッコみを入れる場面も。
そして、ウイカの合図で観客一同が声を合わせて「まひろー!」と呼ぶと、まひろ・紫式部を演じた吉高由里子が登場。「(こんなに名前を呼んでもらって)芸能人みたいで恥ずかしい」と照れた表情の吉高に、会場は和やかな空気に。
最初のコーナーは「名場面ベスト10」。視聴者の投票で選ばれた人気シーンを出演者たちが振り返った。第9位には「狂気の呪詛」が選ばれ、第38回(10月6日放送)で藤原伊周(三浦翔平)が呪詛(じゅそ)の札を食べる写真が大きくモニターに写し出されるとどよめきが。ウイカは「裏でおいしそうに作っていましたよ!」と、SNSでも話題になった呪詛クッキーに触れた。 第7位の第45回「道長の出家」(11月24日放送)では、柄本が地毛で撮影に挑んだことを振り返り、「撮影が始まってすぐに、地毛でやりたいとご相談して実現させていただいて。ありがたかったですね」と。ウイカが「一発OKを狙うわけですもんね?」と尋ねると、一発撮りかつ平安時代の道具を模したものでそったため、10分以上かかったことを明かした。 第5位は第7回の「打毬の青春」(2月18日放送)。乗馬シーンのエピソードとして、町田が本番で初めて早足に挑戦したにも関わらずできていて、金田が「リアル公任じゃん!」と驚いたことを明かすと、町田は「やるしかなかったんですよ」と謙遜。さらに、「この時、初めてアドリブを入れたんですが、現代の言葉でしゃべってしまって全てアフレコになりました(笑)」と裏話を。 第4位は第44回の「望月の歌」(11月17日放送)。望月の歌を詠む道長に続いて一同が復唱するシーンだが、柄本によると「卒業式のスピーチみたいになってしまって(笑)。いろいろなパターンを検証しながらやっていました」と苦労があったそう。