吉高由里子らが視聴者からの質問にたじたじ!?「光る君へ」ファンミーティング
続いて、「光る君へ」ゆかりの地について振り返るコーナーへ。町田は、和歌の聖地・和歌山で聖武天皇行幸時代絵巻行列を歩いた時に「ずっと天気が悪かったんですけど、行列の瞬間だけ急に晴れて。暑かった」と振り返ると、「さすが公任!」と客席は拍手喝采。見上は、吉高と滋賀・大津を訪れた際に彰子が実際に使用していた筆箱を見学したそうで、「(1200年の月日を感じて)ドキッとしました」と。塩野は、「京都・宇治で『光る君へ』のトークショーに参加したんですけど、ドラマの出番が来る前で意気込みを言うことしかできなくて。今回はみんなと撮影を振り返ることができてうれしい」と晴れやかな表情を浮かべた。 「こんなに新幹線に乗ることはないだろうってぐらい移動した」と吉高が撮影期間を振り返ると、ウイカが「平安時代はこの距離を歩いて行っていたんだもんね」と。吉高は「こんな距離ね。乙丸(矢部太郎)も、よぼよぼで守ってくれそうにないから!」と長年の従者・乙丸の名前を出し、会場からはドッと笑いが。
続いて、会場にいるファンからの質問コーナーへ。『どの監督の演出が良かったか?』と、忖度(そんたく)のない質問に出演者一同はたじたじに。代表して柄本が、「黛りんたろう監督は、リハーサルの時にどんなことを放り込んでくるんだろうと楽しみにしていました。でも、他の監督の方も本当に素晴らしかったです!」と回答。 さらに、10歳の子どもからは「平安時代のご飯で一番おいしかったものは?」とかわいらしい質問が。順に、見上「和菓子を食べました」、吉高「にぼしを食べました」、柄本「エビの揚げたものがおいしかった」、町田「やっぱりとり鍋ですかね」、ウイカ「ねじねじしたドーナツみたいなものがおいしかった」と答え、温かい空気に包まれた。
最後に、まひろの父・為時を演じた岸谷五朗からのビデオメッセージが。役柄とは違ってワイルドな岸谷に会場はざわつきつつ、「吉高の優しさがあふれる現場でした」というメッセージに最終回が近づいていることを実感し、しんみりとした空気に。吉高も「終わってしまうのがさみしい!」と本音をぽろり。「また来年もファンミーティングをやろう!」と再会を誓いつつ、最後にフォトセッションを行い、1時間半越えのファンミーティングが終了した。
取材・文/TVガイドWeb編集部