春恒例のランニング祭典、福知山の「市民駅伝」 コロナ禍経て5年ぶりに復活
京都府福知山市の春を代表する恒例のスポーツイベント・市民駅伝大会が、新型コロナウイルス禍を経て5年ぶりに復活する。3月3日午前10時30分号砲。申し込みは1月22日から2月9日正午までで、主催する市と市スポーツ協会は「長い間、お待たせしました。ぜひ多くのエントリーを」と呼びかけている。府スポーツ協会と福知山商工会議所後援、両丹日日新聞社特別協賛。 市民の健康増進や参加者同士の交流を目的に、1993年から開催。しかし新型コロナの影響で、2019年を最後に中止が続いていた。 スタート・ゴール地点は、これまでと同じ猪崎の三段池ラビハウスフィールド。市内在住、在勤、在学(高校生を除く)の18歳以上が対象で、男子(混成含む)と女子の2部制とする。 公園内のグラウンドと大はらっぱ周辺の周回コース計10キロを、4人がたすきをつないで駆ける。第1走者は2・8キロ、以降3人は2・4キロ。各部の3位までにメダルと賞品を贈り、8位までのチームも表彰。仮装賞など特別賞も設ける。 同僚や友人、家族などで組み、前々回の18年は過去最多の132チーム、前回の19年は102チームが出場。練習を重ねて順位を競うチームがある一方で、「日ごろ運動不足だけれど、けが無くゴールして大会後のお疲れさん会が楽しみ」という和気あいあいチームも多い。どちらもコース沿いからの声援を受けて疾走し、チームのためにと汗だくになってたすきを手渡す光景は、毎年感動を呼んでいる。 申込用紙は市スポーツ協会のホームページから。