いわてマンガ大賞 入賞者を表彰 本県題材に魅力発信
県主催の「いわてマンガ大賞コンテスト」の表彰式は14日、盛岡市のイオンモール盛岡で行われ、最高賞の大賞に輝いた風見緑哉さんと、らんぼさんの共作による一般部門の作品「岩手流水物語」をはじめ、本県の魅力を伝える傑作と作者をたたえた。 コンテストは、岩手の漫画文化の振興や漫画を通じた本県の魅力発信を目的に毎年開催。14回目となる今年はフランス、中国、マレーシア、メキシコなど国内外から一般、1~4コマ、イラストの3部門に計234点の応募があり、大賞1点(一般部門)をはじめ計20点が入賞した。 式には受賞者21人のうち、17人が出席。達増拓也知事は受賞者一人一人に表彰状を手渡し、「今まで漫画に取り上げられなかった新しいテーマを題材とした作品もあり、岩手にある良い物をよく調べて描いていただいた。画力など作品のレベルも高く、漫画として引き込まれるような面白い作品ばかり。県外の多くの方々にも読んでもらい、岩手を訪れて楽しむきっかけにしてほしい」と述べた。