男色ディーノ（左）が持つベルトに挑戦表明した夢虹

　DDT20日の後楽園大会で、男色ディーノ（47）が彰人（37）を破りDDT　EXTREME級王座を奪取した。 　試合は9つの勝利条件とNGムーブが用意され、試合前にレフェリーが選んだ1つを採用しその勝利条件をクリアした選手が勝者、またはNGムーブをした選手が敗者となる「nobodyknows＋ルール」で行われた。採用された勝利条件（NGムーブ）はレフェリー以外の誰にも明らかにされないため、ディーノも彰人も観客も暗中模索で戦いは進む。 　途中にはディーノの愛犬が登場したかと思えば彰人がコスチュームを脱がされるなどすったもんだの連続だ。しかし最後はディーノに告白していた彰人が禁止されていた英語を使用したために敗北し、王座が移動した。 　モヤモヤしたまま新王者となったディーノだが、試合後に今林久弥GMから11月23日の東京・後楽園ホール大会でのV1戦を指定され、挑戦者の指名を促された。するとディーノは高校2年生ファイターの夢虹の名を挙げる。今林GMは年齢を理由に難色を示したが、ディーノは「まだ高校生？　違うね。『もう高校生』だ。自分のやりたいことは自分で決めろ。夢虹が断らなかったらやろう」と〝自立〟を促す。 　するとリングに上がった夢虹が「ディーノさん、やらせてください。勝ったらそのベルトくれるんですよね。断る理由はないです。挑戦させてください」と応じ対戦が決定した。なお、その直後にディーノが夢虹のスキを突いて丸め込み、アイアンマンヘビーメタル級王座を奪取した。