「緊急事態宣言」西村担当相が会見(全文2)都も理美容は含めないと聞いている
調整がついていない業種はほかにあるのか
日本経済新聞:日経新聞の【タケウチ 00:29:03】と申します。2点お伺いします。1点目、先ほどの質問とも重複するんですが、小池都知事から今日直ちに制限せず様子見たいという話があったということですけれども、要は政府側との調整がまだ済んでいないという理解でよいのか。理容室とホームセンターは東京都は対象にしない方針という話があったということですけども、これ以外にほかの業種で調整がついていない部分があるということなんでしょうか。まず1点目、お願いします。 西村:小池知事というか東京都としてはさまざまな案でいろいろ報道もされています。おそらくいろんな紙が出ていたんじゃないかと想像しているんですけれども、いろんな考えを整理されていたんだと思います。私どもとの調整が行われる、スムーズにというか、調整が終わる前にいろんな紙が出ていたんじゃないかと想像するんですけれども、それが報道につながっているんだろうと思いますが、昨日も今日も小池知事とも連絡を取って、この基本的対処方針の考え方もしっかりお伝えをしてあります。小池知事は理解をされているというふうに思います。 ですから今日の時点で何か利用制限の要請なり、それを行うということはやられないというふうに理解をしています。ですので、この何日かの間に調整を行いながら、また状況も見極めながら判断をされるというふうに思います。さまざまな施設が対象としていろいろお考えがあったようですので、多くの部分は調整が済みつつあるというふうに理解をしています。先ほど申し上げたように、理美容やホームセンターについては対象としない方向だと、そういう方向で調整が進んでいると聞いておりますし、多くの部分で調整が進んでいると思いますが、しっかりと事務的にも調整を進めたいというふうに思います。
1000平米以下も対象にする話はなくなったのか
日本経済新聞:ありがとうございます。2点目、すいません。これも先ほどの質問にありましたけど、1000平米以上の施設が使用制限、停止の対象になるということですけども、加藤厚労相は5日の番組で1000平米以下も対象にするよう政府内で検討しているというお話があったと思うんですが、この話はなくなったということなんですか。 西村:整理をして言いますと、今、政令では1000平米以上の施設としてさまざまな施設が、大規模な施設が入っています。その中に理容も入っているんですけども、興行場であったり、それからナイトクラブであったり、いくつかの施設がずっと列挙されています。それで最後の項のところに、その1000平米という規模を厚労省の告示で下げることができるという規定があります。その規定を使って、今後さまざまな事態が生じたときに備えて、それらの規模の全てじゃなくていくつかの項目について規模を下げようということの検討を厚労省で進めているところであります。その中でも理容も、今もう政令対象になってるんですが、理容については1000平米を下げることは考えていないということです。 司会:ほかございますでしょうか。そちらの後ろの方。