30歳になられた佳子さまが披露…印象的だった《真っ赤なコート》の「意外なお値段」と「込められた思い」
親子、姉妹間でもアイテムを共有
「海外訪問やご公務などで、相手に失礼がない限り、お召し物やアクセサリーを新調することはないようです。なるべくお金をかけないように心がけていらっしゃるんです。 その精神は佳子さまや愛子さまにも受け継がれており、プライベートでは同年代の女性たちと変わらない価格帯のお洋服を購入されています。 ただ、海外訪問時に佳子さまが低価格帯のお洋服を着ていたことで、『安すぎる』『お相手の国に失礼だ』と批判されたこともありました。ただ、これも“新しい皇室のカタチ”としての一面として受けてもいいのではないでしょうか」 特に昨今は物価高などの影響で、国民の生活は苦しい。そうした経済状況も考慮されているからだという。 また、「良いものを長く使う」という精神は、2024年10月中旬に話題になった雅子さまのハンドバッグからもうかがえる。 「雅子さまが岐阜県で開催された『国民文化祭』にご出席されたときに持たれていた『フェラガモ』のハンドバックがSNSで話題になりました。トップハンドバッグ、というもので30年ほど前に徳島県訪問時にも同じものを使用していたとされています。保管方法やお手入れなどにも気を使っていらっしゃる様子が、新品のような状態のハンドバッグからも感じられました。 雅子さまはハンドバッグに限らず、お召し物もスカーフやベルトなどを変えて、同じものを長くお召しになっていると知られています。それだけものを大切にされているのです」(皇室ジャーナリスト) 独身時代に雅子さまが外務省のお給料で購入されたアイテムもあるといわれている。購入時には高額であっても、デザインが古びない入ブランドアイテムは10年、20年、それ以上に使える利点がある。 また皇族方はアクセサリーや洋服を親子、姉妹間で共有することもある。 「秋篠宮家では特にその傾向がみられます。紀子さまはお洋服を長女の小室眞子さんや佳子さまにお譲りになられ、眞子さんと佳子さまも洋服や着物を共有されています」(前出の皇室ファッションに詳しいライター) 2024年5月、ギリシャ訪問時に佳子さまがお召しになっていたブルーのオールインワンも、眞子さまのもの。また、2024年10月に行われた秋の園遊会で佳子さまがお召しになった浅葱色の振り袖は、2016年に眞子さんがパラグアイを訪問する際に仕立てられたものだった。 昭和天皇の思いは、ひ孫である佳子さまにも脈々と受け継がれているのだ。 眞子さんと佳子さまが秋篠宮さまとプールに行った際の“まさかのエピソード”とは――。つづく後編記事『眞子さんと佳子さまの姿を見て驚いた…!皇室ジャーナリストが仰天した「意外すぎる格好」の意味』で、詳報します。
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